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――― 普段どのようにコースデザインをしていますか。
(デザインを考える場所、時間、) 僕の場合は、総合を主にやっていますからね。まず現地を見る。自分が飛ぶときにはどう飛ぶかな?と考えます。 それとやはり競技会ですから、みんな良くても悪くても中間くらいのクラスを考えて、まぁ難度が高い部分とそれを回避して遠回りすれば飛んでいけるコースと現地を見ながら考えています。
――― コースデザインとして会心のコースはありますか
その都度いいものを作っていると思いますけど、やはり同じ障害で失敗が多ければあぁやっぱりむずかしかったかな・・・とか考えることはあるけれど、これは最高のコースだったかなというのはまだまだですね! 私はよくヨーロッパとか、アメリカとかコースを一人で見に行くけど、大地の中で作ったコースと日本のせまいところで作る障害物とは全然違うよねよね。 その点では、満足するコースなどなかなか出来ない。
ショウジャンプとちがって、外の景色と整地のマッチしたようなところに障害を置いていくから簡単にできるようにあるけど、そう簡単にはいかない。 まず、試作で低い高さに合わせていって、「ここだったら、もう少し高くしていってもいいかな。」とか。 1回でこれっていうのはないのよ。もう、10回も20回も歩いて、ちょっと角度変えるとかというようにやっています。
――― これだけは譲れないというような細かい工夫などはありますか
うーん、工夫というより、野外で総合のセッティングも、組み方も私よりできる人はいないと思っています。(笑) それは、外国のセミナーなどは何回も行っているし、新しくなればその都度講習会をうけて帰ってくるので、ローピングとか、まねできない、俺が全部教えないと誰もできない。 穴を掘ったり、結構重労働なことや穴うちでも、釘うちでも、若い人には負けない。  ――― 選手として心に残るようなコースに出会ったことはありますか 1976年モントリオールオリンピックに出場する半年くらい前からアメリカで、個人で練習しながら、競技しながら オリンピックに向かっていたんだけど、やっぱり、アメリカあたりは、すごく人馬が育つようなコース?そういう低いクラスからあるから、上に到達するのが早いんだな。と感じましたね。 その頃日本では総合コース、今で言う山梨とか、三木とかのコースがなかったから、いきなりオリンピックで、でかいの行ったから、もう下見しているときに「こりゃ、飛べないな」とすぐわかりました。 その頃は、トレーニングがそこまでいっていないもの。そういうのがあって、帰ってきて、日本でやっぱりトレーニングだけは、プレミナリーとか、今ワンスターまでやっていますけど、プレミナリークラスくらいは日本でトレーニングやっていなかったら外国に行ってもすぐに競技はできないなというので、我々私や植田元、石黒健吉、3人で総合やろうということになった。 当時はまだ26,7で、オリンピックで帰ってきても、現役を続けながら、トレーニングの指導をしなくてはいけない、コースの運営、セッティング、全部していかなくてはいけない。 馬連れて、馬術部じゃないけど土方道具もって、自分たちで木を切り出して、形作ってで、その当時はものまねだけど、今は三木ができて、山梨があるから、ワンスター、ツースタークラスまでは1つ2つのコースだけどトレーニングができるコースがある ――― 総合競技で、今後のみどころは 総合は今やっぱり社会情勢的に経済的に予算がないとなかなか出来ない小ジャンプあたりは学生のアルバイトで1日2日で出来るけど、野外のセッティングとは本当に山梨に10日前、2週間前に入って作っていくんだけどね、2、3コース作っていくんだけれど、今後はやっぱり、企業あたりのスポンサーついている形にならないと難しいのかな・・・ オリンピックのコンファレあたりも世界選手権もそうだけど、3スタークリアしないと、結局出れない訳です。 そこまで、到達するまで日本で2スターまで、3年なら3年やって、あとはヨーロッパに1年2年出て、日本で続けようとしたならば相当なバックアップが必要になります。役員も選手もそれだけの余裕がある人今後いなくなるんじゃないかな。 関東学生や、全日本学生の競技会見ていると、TOP10にくるような選手はそのままトレーニングするとオリンピック行っても、メダルも夢じゃないんじゃないかな。 ただ、そのまま続けていればの話です。今大学卒業するとやっぱり、生活がありますから、馬から離れる。 ――― オリンピック選手になる秘訣は? 秘訣はないけど、生まれ持った才能?天性?それとやっぱり努力でしょうね。 いくら上手くても出れない人もいますから、めぐり合わせもあると思いますから メンタル面だけでなく、海外の一流選手たちはスポンサーなり、チームなりでやっているので、日本もインターナショナルを狙うんならば、メンタル面のケアだけでなく、組織だって選手に対してやっていかないと上手くいかないと思う。
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