All Japan University Equestrian Federation

 
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第1回 丹沢 太郎さん (成城大学馬術部 出身)

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学馬連0B 現日本社会人団体馬術連盟副理事長を訪ねました。
丹沢太良(たんざわ たろう)さん
12月3日生

簡単に自己紹介をお願いします。

出身地 東京都世田谷区
出身校 成城大学

職業 : 日本アジア航空客室部マネージャー
仕事内容 : アジア航空は日本と台湾間を運航する航空会社で、JALの関連会社です。

主として客室常務員の指導、訓練、育成の担当。
現場に時々同乗し、普段の乗務員の接客等を確認、指導などを行う。

趣味 : 乗馬といいたいところですが、最近乗っていないので・・・(恥ずかしいです。)

好きなテレビ: エンタの神様。サンデープロジェクト。 朝まで生テレビ。等‥
好きな食べ物:和食、特にお寿司。お酒は焼酎!
特技 : 特にありませんが、結婚式(披露宴)のスピーチの司会。(好評だそうですよ!)
学馬連とのお付合い:
「日本社会人団体馬術連盟の副理事長を拝任しております。学生さんには、馬を借りたり、アルバイト派遣等でお世話になっております。また、関東学生馬術協会の理事にもなっておりますが、こちらのほうは欠席がちで、申し訳なく思っております。」

馬術部でキャプテンという忙しい学生生活を送り、昔から人気のある航空会社に勤務していらっしゃる丹沢さん。
サービス業への希望、中でもホテル業も考えていたそうですが、どのように職業を選択し、学生馬術の経験を生かしているのか教えて頂きました。

――― どうしてこの仕事を選んだのですか。

小さい頃から飛行機がすきだったのです。
そして僕は人も好きなので、人にサービスをして喜んでもらうことと、人と関ることができる好航空関係につきたいと考えるようになりました。そのために、英語を重点的に勉強しました。

――― 日本航空をえらばれた理由を教えて下さい。

それは乗馬会があったことです。JALの乗馬会は社会人乗馬会の中でも歴史ある乗馬会です。 僕は人が好き。飛行機が好き。そして馬も大好きなんです。社会に出ても、両立できるというところからでしょうか。

――― 普段の練習はどのように行っているのでしょうか。

シフト制度のある会社なので、平日休みなんです。なので、会社のない日、また、昼間が休みだったりするとき乗馬クラブにいって練習しています。というか、馬に乗っています。

裏方のプロフェッショナルの方なしでは競技会も馬術部も成り立たないことを実感。
お付き合いを大切にしています。


――― 社会人として馬術部にいた経験がどういうときに役立っていると感じますか。

それは、人間関係です。私の職場はサービス業ですから人間関係が非常に大切です。飛行機に乗ること、表面上 客質乗務員は華やかな立場ですが、実は裏方が支えていることを忘れてはいけません。
フライトを支える人、つまり整備士の人たち、機内清掃の人たち等々です。これらの人たちが支えてくれているからこそ私たちはフライトに望めるのです。
裏方の人たちが支えてくれているのだと理解することは、とても大きいのです。

馬関係では、獣医さん、装蹄師さん、連盟の人たち。そういう裏方で支えてくださる人がいるから、という認識の差は人間関係においてとても重要だと感じました。

――― 部では主将をなさっていたということですが、その経験もまた、役に立っていますか?

大会や練習場所確保のために交渉したり、人に対しての挨拶の仕方、それからキャプテンの仕事は上の人の立場に立って物事を考えるということに役立っています。
また、特に馬術部は他の部とは違い学生のうちでは通常学べないことが学べていくので、馬術部にいたことすべてがいい経験となって役に立っています。

とにかく卒業するまで完追することが大切。途中でやめたいと思ったことがありますが、最後まで続けて
本当によかったです。

競技で活躍できなかった人達も、四年間やめずに続ければ、必ず何か残ります。私がいい例です。
OBOGは応援しています!


――― 辞めようと思ったことがありますか?

時にはめんどうくさあいと思ったことがありました。特に下級生の頃は。
同じ学校の学生が夏は車で海に行ったり、冬はスキーに行ったりするのを目の当たりに見てうらやましく思ったりしていました。

当時はただ「辞めるのはかっこ悪い」とでしか思っていなかったんですね。でも、馬術部をやめなくてよかった。よく、成城の部員たちにいうのですが、4年間続けていればきっとよかった、と思う時が来ます。だから、たとえいまはつらくても、そういう思いを感じてもらいたい。そして、学校を卒業したらはい、さよならでなく、たとえ細くとも馬との関係を切らないで続けてほしい。

学生の時の夢はいつまでも馬と飛行機に乗っていたい。
そして当時を振り返るともっと、もっと、練習すればよかった。

上:学生時代の勇姿      
下:社会人大会で優勝したときの写真。富士通の田坂さん(青山出身)と

今だから言えるおはなしとして、現在は車通りの激しい道になっていますが、昔の成城のあたりは、まだ、舗装のされていない公道が沢山ありました。時々、馬で走って河原に行ってよく走らせていたりもしたそう。(でも、部員が大怪我をして、あまりいい思い出が無いようです。)
またその道を馬で走って、馬事公苑までいったりもしたようです。結果、練習前の準備運動になっていた、という今では考えられないことを教えてくれました。

――― 当時の交流については。

僕たちは農大の人たちと仲がよかった。それは、馬事公苑で練習もしたかったという理由もあったが、何より農大の部員のひとたちはみんな気さくだった。
それから日大の人たちとくに渡辺さん(現 日本馬術連盟常務理事)は僕たちの憧れの人だったんです。とてもかっこよかった。馬に乗っているところとか、かっこいい。もちろん、いまでもですが。(笑)
あと、竹田君(JOC会長)とかともいろいろな話を語り合ったりしましたね。馬術部を通して、いろいろな人たちと交流がありました。
練習、試合、合宿、手入れ、飲み会、すべてのことが楽しい思い出です。

――― 将来の夢や目標は?

北海道に別荘を買って外乗ざんまいですかね。無理でしょうね(笑)。
そうですね、成城大学に大会に出場してほしい。明治のように、とまでは望まないが、OBにとって、やっぱり名前がでないのは寂しいので全日本大会に出てほしい。

自分の目標としては、もう直ぐ定年を迎えるのですが、定年になっても週に1回は馬に乗ることを目標にいつか外乗にもチャレンジしたいと考えています。

最後に学馬連と学生にメッセージを
社会人になってからも、永く乗馬(馬術)を続けてください。
競技以外にも色々な楽しみ方があります。
自分なりに「馬の楽しみ」を発見して、馬となが~く付き合ってください。
「生涯馬術」(障害馬術ではない)を目指しましょう。
取材の感想
様々なお話を伺っていて率直に感じたのは、大学は違えども、みんな同じ馬術部員なのだということです。
私は、他大学の友人と話すと、活動スケジュールや、練習方法、作業内容というのは大学によって、
十人十様に思っていたのですが、部員であることを続ける上で感じることに敷居はないようです。
最近、学生役員という立場を通して意識するようになったことに、自分は一人ではないんだ、
ということがあるのですが、本当にそうだと思いました。 現在 全日本学生に加盟している
大学は95校あります。ということは自分の大学を除いてもまだ、全国94校に仲間がいる 
ということになりますよね。これってすごいことだと思いませんか!
北斗・小嶋

社馬連の合田さんと一緒
丹沢さん、お忙しい中ありがとうございました!!

※うちのOB、OGや監督、コーチを紹介したい、インタビューしてもらいたい人などや、ご意見ご感想などありましたらお待ちしております。

最終更新 2009年 11月 16日(月曜日) 12:24